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アジア太平洋学部(APS)
ゼミナールレポート

APSの学びが全部詰まった卒業論文を書き上げる。 清家ゼミ

[  概要  ]  納得いくまでとことん発表&議論。「しつこく続けること」が清家ゼミの真骨頂。

清家ゼミの最大の目的は、大学の学びを修める学士として、APSで学んだ者として、胸を張って発表できる卒業論文を書き上げること。テーマは、ルーマン研究・ニーチェ研究などの理論研究から、タイの開発、生命倫理/脳死、少年犯罪、女性の社会進出や現在の教育問題、NPO研究、環境問題、野球の社会学、在日研究、宗教研究、地域づくり、自己とアイデンティティ、食の問題、若者とネットコミュニティの研究まで、社会の問題を何でも取り扱うことができます。普段から発表や議論を通じて、それぞれのテーマをとことんブラッシュアップしていきます。社会学、文化人類学の専門家である清家先生が指導しますが、何をテーマに掘り下げていくかは学生一人ひとりが自分自身で考えます。研究成果は常にゼミの中で発表し、議論するということを繰り返し、一人の学生が卒業するまでに発表する機会が数十回に上ることもあります。また、ゼミの先輩、後輩の交流が盛んなゼミで、大討論会は深夜に及ぶことも…。

ココがスゴイ!

自分が知りたいと思うテーマを追求する中で、勉強すること、学問することの感動や面白さを知ります。新しいことを知る面白さにはまっていき、「勉強しなくちゃいけない」という義務感から「知りたくてたまらない」という自発へと変わっていきます。発表の準備は大変ですが、繰り返すうちに自分の実力が上がっていくのを実感できるので、大変なゼミとして知られる清家ゼミをやり遂げた時の感動はひとしお!

議論が活発なゼミなのは、清家先生の親しみやすいキャラクターも大きな要因?! 教室には気さくに発言できる空気があります。

発表する学生は、資料や板書、プレゼンテーションソフトなどを駆使して、いかにわかりやすく伝えられるかを追求します。

こんな能力が身につく!

単に知識や技術を身につけるだけでなく、「考える力」を養うのが清家ゼミのポイント。自分を知ること、社会を知ること、考える力がつくことによって、現在の不安定な社会で自信を持って、確信を持って生きる力が身につきます。勉強することと生きることはつながっているのです。

発表を聞く側の学生も真剣そのもの。内容をしっかりと理解したうえで、気になるところや疑問点はどんどん質問を投げかけます。

難解なところは先生が解説。それぞれが自由に選んだテーマのはずなのに、何でも知ってる先生の解説に学生からは感嘆の声が。

清家ゼミの「座右の銘」

「感動と苦労を」
大学時代は、感動と苦労を求めて生きてください。新たな「知」との出会い、人との出会いなど、「感動」は何よりも価値があります。また、困難だと思う方を選択してください。「苦労」だけが人を成長させます。

教員メッセージ


APS
清家 久美准教授 SEIKE Kumi ●主な担当科目/社会理論、文化人類学、 調査研究入門 ●研究領域・研究テーマ/マレーシアの都市における華人研究、NPO論、<共>のシステムと<個>のあり方に関する研究
答えのない学問の面白さを知ろう!

高校までの学びと違い、大学での学びには正解がありません。正解どころか、問題さえも自ら作り上げ、答えのない問題を深く、深く掘り下げて考えていくことになります。自分ですべてをつくり上げ、自分でその答えを発見する。だから面白い。まずは意識を変えて、自らの頭で主体的に考える姿勢を身につけてほしいと思います。

平和学と経済学、二つの矛盾した分野から学ぶこととは。淵ノ上ゼミ

データの取り扱い方を学びながら、論文を書き上げる力を身につけます。

平和学や紛争の経済学などについて研究する淵ノ上先生のゼミでは、論文をどのように書き上げるかに焦点を当てて研究を進めていきます。主な研究テーマは経済学と平和学の二通りに大別され、問題の設定から、答えの導き出し方、論証の仕方などを学んでいきます。重視しているのはデータの取り扱い方で、データをどのように入手し、どれくらい信憑性があるものなのか、どう分析するのかといったことを基本から学んでいきます。

ココがスゴイ!

中央アジア、東南アジア諸国を中心に、時には紛争がある地域に実際におもむきながら研究を進める淵ノ上先生の講義は、臨場感あふれる話題でたくさんの学生から支持を受けています。ゼミには国際学生が多いのも大きな特色の一つです。

さまざまな国・地域から集まった国際学生が多数在籍しており、講義は日英二言語で進められていきます。

アルメニアでカンファレンスに出席する淵ノ上先生。平和に資する施設のあるべき姿を説いてきました。

こんな能力が身につく!

論文の書き方、文献の読み方などを基礎から徹底して学ぶことができます。知識を身につけるだけではなく、自ら「考える」ための方法論を学び、実践的にトレーニングすることができます。また、データの分析手法を初歩から学べるのも大きな特徴です。

フィールドワークで現地の人にインタビューし、その生の声から得られる情報を非常に重視しています。

淵ノ上ゼミのポイント

「習う」から「学ぶ」へ
…自ら問題点を見つけ出し、解決へと導く方法を「考える」スタイルを身につけることが、淵ノ上ゼミのスタートラインです。

教員メッセージ


APS
淵ノ上 英樹准教授 FUCHINOUE Hideki ●主な担当科目/平和学、経済学入門 ●研究領域・研究テーマ/平和構築と開発援助政策
自分の中に矛盾を置くことから始めよう。

文化的暴力と批判される経済学は、平和学とは矛盾したものです。また、紛争や平和を考える際に、良い国と悪い国という二元論で語れるようなことはあり得ません。善悪を超えた価値基準、今までの常識を疑うこと、そのあたりからこの分野の学びは始まります。

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